カジノはルールや条件に沿ってプレイすることで、勝ちやすく・負けにくい賭け方ができます。数学や確率論を元にシンプルなものから複雑なものまで、20以上の投資法があります。
正式にはシステムベット・ベッティングシステム・マネーシステム・マネーマネジメント・チップコントロールなどと呼ばれていて、スマホやパソコンでプレイするネットカジノでも使えます。
投資法には連勝も関わるため、連続して同じ結果が出やすい勝率約50%のゲームで特に効果を発揮します。そのため対象ゲームはルーレット(奇数・偶数、赤・黒、前半・後半)、バカラ、ブラックジャックなどです。
今回は厳選したシンプルで使いやすい賭け方を、3種類(戦略)に分けて10個紹介します。
- ローリスクハイリターンで簡単
10%法、ハーフストップ法 - 負けにくい(損失を取り戻しやすい)
マーチンゲール法、ココモ法、ダランベール法、オスカーズグラインド法 - 勝ちやすい(最大利益、勝ち逃げ)
パーレー法、イーストコーストプログレッション法、バーネット法、グッドマン法
まずは負けないために役立つ理論・法則から、勝つための基本的な考え方を見ていきましょう。
目次
負けにくい勝ち方を実践するためのコツ
カジノで負けないコツは、感情的にならないことです。カジノには「確率」や「期待値」(賭け金に対する勝利金の割合)という数字が存在するため、ルール・条件・法則などの論理性が通用するゲームだからです。
とはいえ「人は感情の生き物」「経済は感情で動く」などの言葉もあるように、人と感情は切っても切り離せないところがあります。
ではどうすれば感情的にならずにカジノをプレイできるのか?まずは確立されている理論や法則を知って、考え方の基礎を作りましょう。
感情的にならずルールや戦略を持とう
心理学を応用した行動経済学「プロスペクト理論」があります。1979年に心理学者で行動経済学者のダニエル・カーネマンと、心理学者のエイモス・トベルスキーが提唱しました。そしてダニエルはこの理論で、2002年にノーベル経済学賞を受賞しています。
人は得をするよりも、損をしたくないことを示したもので、こんな例を見てみましょう。
- 2つのくじがあります。どちらを選びますか?
A:80%の確率で100万円もらえる
B:100%の確率で80万円もらえる - どちらかのくじを引かないといけません。どちらにしますか?
A:80%の確率で100万円支払う
B:100%の確率で80万円支払う
1.のくじは多くの人が「B」を選びます。確実に80万円もらえるからです。そして2.のくじは「A」を選ぶ人が多いでしょう。20%の確率でお金を払わなくてよいからです。
ここで大切なのは、期待値(収益の予想値)はどちらも同じ80万円ということです(Aは80%×100万円、Bは100%×80万円)。つまり利益が出る時は損失のリスクを回避して、損失が出る時はリスク(今回は20%)を負ってでも最大限負けを取り返そうとします。
カジノで言うなら最初は小額で配当倍率の小さなゲームでも、確実に勝ちたいと思います。そして負けが続くとコツコツ勝とうとせずに、賭け金を増やしたり倍率の高いゲームに変えて、一気に負けを取り返そうとします。
負けを取り返す行為自体が悪いわけではなく、そこに勝率を上げる戦略やルールがあるかどうかが重要です。
勝率50%のゲームでコツコツ勝とう
確率論・統計学の基本定理「大数の法則」があります。回数が増えれば確率は安定していくもので、例えばコインを投げ続ければ表と裏が出る確率は50%に近づき、サイコロを振り続ければ目が出る確率はそれぞれ1/6に近づきます。
カジノで勝率が約50%のゲームは、ルーレット(奇数・偶数、赤・黒、前半・後半)・バカラ・ブラックジャックなどです。配当倍率は基本2倍(1ドル賭けて勝ったら2ドルもらえる)とゲームの中では低いですが、倍率が上がるとその分勝率は下がります。
そのため感情優先でやみくもにプレイするくらいなら、2回に1回は理論上勝てるゲームでコツコツ利益を積み上げることも負けない戦略として有効です。
これだけ覚えれば大丈夫!初心者でも勝てる3パターン
カジノで勝つための賭け方は、大きく分けて3パターンしかありません。
- 資金に余裕を持つ
- 負けを取り返す
- 勝ち逃げをする
賭け金を資金の一部に抑えたり、利益を確保しながらプレイすることで損失リスクをなくします。また賭け金を調整することで、今までの負けをプラスに戻したり早めに勝ち逃げできます。
投資のセオリーや当たり前を実行しよう
株式投資やFX(為替取引)では「試し玉」という言葉があります。最初は小額で取引をして様子を見てから、本格的に資金を投入するやり方でありセオリーです。
カジノも同じように賭け金の資金割合を減らすことで、損失リスクを抑えながら資金を増やす方法があります。
また負けた時に次の賭け金を増やすことで負けを取り返しやすくなり、勝った時に賭け金を増やせば、稼ぐスピードがさらに上がります。
言われてみれば「当たり前」なことですが、いざ自分のお金を賭けてゲームをすると冷静さを失いがちです。当たり前のことを当たり前に実行するために投資法が有効なので、具体的にやり方を見ていきましょう。
おすすめの賭け方10選と特徴まとめ
ここからは実際に賭け方を紹介します。賭け方にはシンプルで簡単なものから、数列を使ってメモを取る少し複雑なものまであります。
今回はシンプルで簡単な投資法を10個厳選しました。多く感じるかも知れませんがすべてを覚える必要はなく、まずはザッと見てもらって「カンタンそう」「使えそう」「やってみたい」と思うものから使ってみてください。
一覧にある名前のリンクをクリックすると、詳細説明へ移動できます。
- 10%法
賭け金を資金の10%にしてリスクヘッジ - ハーフストップ法
利益の半分を自動で確定して止めやすい - マーチンゲール法
1回の勝ちですべての負けを取り返せる - ココモ法
資金はマーチンゲール法の1/10でOK - ダランベール法
負けを少しずつ利益に変えるコツコツ型 - オスカーズグラインド法
負ける前にゲームをリセットする確実法 - パーレー法
連勝時に大きく賭けて早めに勝ち逃げ - イーストコーストプログレッション法
負けても利益が残る、手堅いパーレー法 - バーネット法
3連勝で利益確定して、勝ち逃げできる - グッドマン法
2連勝で勝ち逃げの、速いバーネット法
10%法
10%法は名前の通り、賭け金を資金の10%にする方法です。例えば最初の資金が100ドルなら賭け金は10ドルになります。
勝ったら資金が110ドルになるので次回は11ドルを賭け、負けたら資金は90ドルで次回賭け金は9ドルです。資金が99ドルの時は9.9ドルですが、四捨五入して10ドルにします。
10%法は連勝するほど利益が増えやすく、連敗しても損失が出にくいので、どの方法が良いか迷ったらおすすめです。
100ドルスタートで、10回連勝した時と連敗した時のシミュレーションです。連勝すると資金は約5倍に増えますが、連敗しても資金は1/5にはならず1/2弱残ります。
負け越す損失スピードよりも勝ち越す利益スピードの方が速いので、ローリスクハイリターンです。
ただし勝敗が同じくらいだと、資金が少しずつ減っていく可能性があります。100ドルスタートで10ゲーム中5勝5敗だった時を見てみます。
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 資金 |
---|---|---|---|
1 | 10 | ◯ | 110 |
2 | 11 | × | 99 |
3 | 10 | × | 89 |
4 | 9 | ◯ | 98 |
5 | 10 | ◯ | 108 |
6 | 11 | × | 97 |
7 | 10 | ◯ | 107 |
8 | 11 | × | 96 |
9 | 10 | × | 86 |
10 | 9 | ◯ | 95 |
資金が減るとはいえ10ゲームで-5ドルと小額なので、守りを堅めつつ利益を伸ばせるやり方です。
ハーフストップ法
ハーフストップ法は、利益が半分になったら強制的にゲームを終了する方法です。利益の半額を確保しながら収益を伸ばしていくため保険や自制心の自動化のようなもので、止め時が分からない人に特におすすめです。
決めることは「目標利益金額」と「利益が半分になったら必ず止める」という2点です。
例えば100ドルの資金を500ドルまで増やす(利益400ドル)目標設定で、400ドル勝ったらその後は資金が300ドル(利益200ドル)になるまで続けます。
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 資金 |
---|---|---|---|
1 | 50 | × | 50 |
2 | 100 | ◯ | 150 |
3 | 200 | ◯ | 350 |
4 | 100 | × | 250 |
5 | 150 | ◯ | 400 |
6 | 100 | ◯ | 500 |
7 | 200 | × | 300 |
8 | 100 | × | 200 |
9 | 200 | ◯ | 400 |
10 | 100 | × | 300 |
もし利益が200ドルになる前にまた勝って+1,000ドルになったら、今度は500ドルまで続けてもOKです。
もちろん+1,000ドルの時に止めた方が利益は大きいですが、勝っている時はなかなか止めれないものです。そのまま負けて損失を出して「あの時止めておけばよかった!」と思うくらいなら、「最後はどのみち勝つし」とプレイを楽しむのもカジノの醍醐味だと思います。
ハーフストップ法は賭け方というよりルールに近いので、他の賭け方と組み合わせるのも有効です。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は1回の勝ちですべての負けを取り返す、理論上負けない方法です。負けたら次の賭け金を「2倍」にし、勝ったら「最初」の賭け金に戻します。
最初の賭け金が1ドルで9連敗して、10回目で勝った時のシミュレーションです。
回数 | 賭け金 | 合計収益 |
---|---|---|
1 | 1ドル | ー1ドル |
2 | 2ドル | ー3ドル |
3 | 4ドル | ー7ドル |
4 | 8ドル | ー15ドル |
5 | 16ドル | ー31ドル |
6 | 32ドル | ー63ドル |
7 | 64ドル | ー127ドル |
8 | 128ドル | ー255ドル |
9 | 256ドル | ー511ドル |
10 | 512ドル | +1ドル |
一度の勝利で負け金を取り戻せるのはメリットですが、連敗が続くと必要な賭け金が大きくなるのはデメリットです。そのため事前に「いくらまで賭けるか」の損切り金額を決めておきましょう。
またゲームによって「テーブルリミット」と呼ばれる1プレイ賭け金の下限と上限額が設定されています。金額はカジノによって変わりますが、テーブルゲームの上限額は1,000ドル以上の設定が多いので、10回程度のシミュレーションであれば問題ありません。
さらにマーチンゲール法には、賭け金を変えてより利益を伸ばす2つの方法があります。
マーチンゲール法は一度の勝ちで今までの負けを取り返せますが、勝った時の利益が少ないことがデメリットです。このデメリットを克服した方法がグランマーチンゲール法で、グレートマーチンゲール法・大マーチンゲール法とも呼ばれています。
ゲームに負けたら、次回の賭け金を2倍+α(任意の金額)に設定して賭けていきます。例えば1ドル賭けて負けたら、次回の賭け金は3ドル(2ドル+1ドル)になります。
この+αによって、勝った時の利益を増やすことができます。αの金額は任意なので資金余力と勝負タイミングの判断になりますが、迷うならセオリーの「1ドル」にしましょう。
負けた時の次回賭け金を3倍にすることで、勝った時の利益を最大化するマーチンゲール法です。
例えば10ドル賭けて負けたら、次回の賭け金は30ドル(3倍)です。対してグランマーチンゲール法は21ドル(2倍+1ドル)、マーチンゲール法は20ドル(2倍)になります。
機械的に勝利金を増やすなら「3倍マーチンゲール法」を、+αを調整して状況に応じて柔軟に対応するなら「グランマーチンゲール法」が最適です。
ココモ法
ココモ法はマーチンゲール法の1/10程度の資金で負けを取り戻せる方法で、資金が少ない人に最適です。数学的に効果が立証されていて、先進のヨーロッパなどで知名度が高いです。
1回目と2回目は「同じ金額」を賭けて、3回目以降は「前回と前々回の合算金額」を賭けます。マーチンゲールと同じく、最初の賭け金が1ドルで9連敗して、10回目で勝った時のシミュレーションを見てみましょう。
ゲーム数 | 賭け金 | 合計収益 |
---|---|---|
1 | 1ドル | ー1ドル |
2 | 1ドル | ー2ドル |
3 | 2ドル | ー4ドル |
4 | 3ドル | ー7ドル |
5 | 5ドル | ー12ドル |
6 | 8ドル | ー20ドル |
7 | 13ドル | ー33ドル |
8 | 21ドル | ー54ドル |
9 | 34ドル | ー88ドル |
10 | 55ドル | +22ドル:3倍 ー33ドル:2倍 |
ココモ法は負け続けるほど次に勝った時の利益が大きくなるので、一発逆転が狙えます。
ただマーチンゲール法に比べて賭け金の増加がゆるやかなので、配当が2倍だと最終的に赤字になります。そのためルーレットの列や行など3倍の配当を狙う時に使いましょう。
ダランベール法
ダランベール法(ピラミッド法)は、フランスの数学者・物理学者・哲学者「ジャン・ル・ロン・ダランベール」が開発した有名な投資法です。賭け金の増減がピラミッドのように見えることから、その名が付いたと言われています。
長期的にコツコツ稼ぐのに向いているので大きく勝ちたい人よりは、負けたくない・勝率にこだわりたい人におすすめです。やり方はシンプルで、ゲームに負けたら賭け金を1単位増やし、勝ったら1単位減らします(1単位は1ドルでも5ドルでも構いません)。
負けたら賭け金を増やすので、マーチンゲール法と同じく負けにくいやり方です。実際によく起こる3連勝(連敗)で、マーチンゲール法と比較しながらシミュレーションしてみます。
3連敗からの3連勝(ダランベール法)
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 合計利益 |
---|---|---|---|
1 | 1 | × | -1 |
2 | 2 | × | -3 |
3 | 3 | × | -6 |
4 | 4 | ◯ | -2 |
5 | 3 | ◯ | +1 |
6 | 2 | ◯ | +3 |
3連敗からの3連勝(マーチンゲール法)
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 合計利益 |
---|---|---|---|
1 | 1 | × | -1 |
2 | 2 | × | -3 |
3 | 4 | × | -7 |
4 | 8 | ◯ | +1 |
5 | 1 | ◯ | +2 |
6 | 1 | ◯ | +3 |
最終的な利益は同じですが、マーチンゲール法は一度の勝ちで今までの負けを取り返すため賭け金が大きくなります。対してダランベール法は少しずつ損失を利益に変えていくため、少ない資金で勝負できます。
3連勝からの3連敗(ダランベール法)
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 合計利益 |
---|---|---|---|
1 | 1 | ◯ | 1 |
2 | 1 | ◯ | 2 |
3 | 1 | ◯ | 3 |
4 | 1 | × | 2 |
5 | 2 | × | 0 |
6 | 3 | × | -3 |
3連勝からの3連敗(マーチンゲール法)
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 合計利益 |
---|---|---|---|
1 | 1 | ◯ | 1 |
2 | 1 | ◯ | 2 |
3 | 1 | ◯ | 3 |
4 | 1 | × | 2 |
5 | 2 | × | 0 |
6 | 4 | × | -4 |
逆に連勝から連敗だと損失が出やすく、マーチンゲール法と大きな差もないのでダランベール法はあまり向かないです。もしゲーム開始後に連勝が続くようであれば「パーレー法」や「イーストコーストプログレッション法」の攻めスタイルで、早めに稼ぐのも手です。
オスカーズグラインド法
オスカーズグラインド法は賭け金と同じ利益額またはゼロになるたびにリセットするので、勝ちで賭け金を増やして負けで減らす「ダランベール法」よりも負けにくく利益を残しやすいです。
そのため「損失がたくさん出たらどうしよう」と不安になることも少なく安心です。
やり方は勝った時だけ賭け金を1単位増やします。1単位は1ドルでも5ドルでも好きに設定できます。そしてゲームを「1セット」と考えて2つの条件にうちどちらかを満たすと、1セット終了時に1単位分の利益が確定する仕組みです。
- 最初の賭け金額と同じ利益が出た
- 合計利益がゼロになった
1セットが終了したら、賭け金を最初に戻して続けます。賭け金10ドルでシミュレーションしてみます。
回数 | セット | 賭け金 | 勝敗 | 利益 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 10 | ◯ | 10 |
2 | 2 | 10 | × | -10 |
3 | 10 | ◯ | 0 | |
4 | 3 | 10 | × | -10 |
5 | 10 | × | -20 | |
6 | 10 | ◯ | -10 | |
7 | 20 | ◯ | 10 | |
8 | 20 | × | -10 | |
9 | 10 | ◯ | 0 |
このようにセット終了時は利益かプラスマイナスゼロになるので、とにかく損失が怖い!人は安心してプレイできます。
パーレー法
パーレー法は連勝で大きく稼ぐ方法で「転がし」「逆マーチンゲール法」とも言われています。守りのマーチンゲール法に対して、攻めのパーレー法というイメージです。
勝ったら次の賭け金を「2倍」にして、負けたら「初回」の賭け金に戻します。
少ない資金を速く増やせることがメリットです。ただ一回負けると、今まで積み上げてきた勝利金を一気に失います。
そのため最初に目標の連勝回数を決めておき、達成したら勝ち逃げするか最初の賭け金に戻しましょう。私は2〜3連勝が一番多く、4連勝もたまにします。
また賭け金を増やすことで、利益をさらに伸ばす「グランパーレー法」もあります。
勝った時の次回の賭け金を2倍+αにすることで、連勝時の利益をさらに増やす方法です。αは任意ですが、セオリーは「1ドル」です。
2〜3連勝は比較的出やすいので、最初から使ったりαを大きな金額にすることで早めに勝ち逃げすることもできます。そのため短いプレイ時間(回数)でサクッと稼ぐのにおすすめです。
イーストコーストプログレッション法
イーストコーストプログレッション法はパーレー法と同じく大きな儲けを狙いつつ、さらに連敗時の損失を最小限に抑える方法です。前提がひとつあり、2連勝した後に活用します。
2連勝したら3回目は得た利益を上乗せします。3連勝したら4回目以上は利益の半分を手元に残し、残り半分の利益を上乗せして続けます。そして負けた時点で終了です。
5連勝した時のシミュレーションです(実際のゲームでは小数点以下は四捨五入)。
回数 | 賭け金 | 上乗せ | 合計利益 |
---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 1 |
2 | 1 | 1 | 2 |
3 | 3 | 1.5 | 5 |
4 | 4.5 | 2.25 | 9.5 |
5 | 6.75 | 3.375 | 16.25 |
パーレー法の時はこうなります。
回数 | 賭け金 | 利益 | 合計利益 |
---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 1 |
2 | 2 | 2 | 3 |
3 | 4 | 4 | 7 |
4 | 8 | 8 | 15 |
5 | 16 | 16 | 31 |
イーストコーストプログレッション法の方が、賭け金の増加と連勝時の稼ぎスピードはゆるやかです。ただパーレー法は一度の負けで利益をすベて失いますが、イーストコーストプログレッション法は負けても利益が残ります。
そのため早めに連勝して勝ち逃げしたい人は「パーレー法」、資金が少ない・勝利金額よりも負けたくない人は「イーストコーストプログレッション法」が最適です。
バーネット法
バーネット法(1326法)は3連勝で勝ち逃げできる賭け方で、「1ドル→3ドル→2ドル→6ドル」と順に賭けます。
負けた時点で次の賭け金額を「1ドル」に戻し、5連勝以上の時は「6ドル」を賭け続けます。もっと稼ぎたい時は賭け金を2倍にして、「2ドル→6ドル→4ドル→12ドル」などと応用もできます。
4連勝した時のシミュレーションをしました。
回数 | 賭け金 | 合計利益 |
---|---|---|
1 | 1ドル | +1ドル |
2 | 3ドル | +4ドル |
3 | 2ドル | +6ドル |
4 | 6ドル | +12ドル |
2連勝した時の利益が4ドルで3回目の賭け金が2ドルなので、もし3回目に負けても手元に2ドル残るのでプラス(2ドル没収されるだけ)です。ただ3連勝して4回目に負けると、今までの利益6ドルを失ってしまいます。
そのため3連勝で勝ち逃げしています。勝率を上げるなら2連勝でコツコツいくのもアリです。
グッドマン法
グッドマン法(1235法)は2連勝で勝ち逃げできるので、バーネット法より少し手堅いコツコツ作戦です。考え方は同じで「1ドル→2ドル→3ドル→5ドル」と順に賭けます。
負けた時点で次の賭け金額を「1ドル」に戻し、5連勝以上の時は「5ドル」を賭け続けます。欲しい規模感に応じて、単位を10倍にして「10ドル→20ドル→30ドル→50ドル」なども問題ありません。
4連勝した時のシミュレーションです。
回数 | 賭け金 | 合計利益 |
---|---|---|
1 | 1ドル | +1ドル |
2 | 2ドル | +3ドル |
3 | 3ドル | +6ドル |
4 | 5ドル | +11ドル |
2連勝した時点の利益は3ドルなので、3回目に負けたら賭け金3ドルを失って利益がゼロになります。そのため2連勝で勝ち逃げして利益を積み上げるのがおすすめです。
まとめ
まずはカンタンにできてローリスク・ハイリターンの「10%法」と「ハーフストップ法」がおすすめです。
そして歴史のある「マーチンゲール法」「パーレー法」「バーネット法」を改良した実践的な賭け方で、負けない・勝ち逃げのスタイルに合わせて利益を積み上げましょう。
やるからには稼ぐことは大切ですが楽しむこともカジノの醍醐味だと思うので、ストレスを感じない賭け方が見つかればうれしいです。
今回の対象ゲームであるルーレット・バカラ・ブラックジャックのルールとやり方は、同じカテゴリーの記事でそれぞれまとめてあるので合わせて参考にしてみてください。
オンラインカジノは無料プレイモードがあったり、無料登録だけでボーナスがもらえてすぐに遊べるところもあるので、まずはお試しで遊んでみてくださいね。
コメントを残す