ポーカーやブラックジャックなどのカジノゲームだけで、一生働かなくても食べていけるお金をすでに稼いでいるプロギャンブラーが日本にもいます。
YouTube動画、著書、インタビューなどを見ていると、勝つための戦術や大切にしている意識に共通点が見つかりました。
今回は現役でNo1実績のある3名のプロギャンブラーを紹介します。
ポーカーの獲得賞金ランキング世界一【世界のヨコサワ・横澤真人】
世界のヨコサワさんは、ポーカーの獲得賞金ランキングで世界一になったプロギャンブラーです。
- 1992年生まれ
- 18歳:大学を中退
- FXトレードを元にWeb広告の会社を経営
- 21歳:プロポーカープレイヤーに転身
- 同年:韓国の世界大会・World Poker Tourで優勝して賞金1,000万円を獲得
(日本人初のタイトルホルダー) - 26歳:韓国のパラダイスシティで1,500万を稼ぐ(4日間)
- 今も大会に出ながら利益を増やしている
ヨコサワさんは期待値と楽しむことの大切さを、YouTubeチャンネルで伝えています。
期待値は賭け金に対して払い戻される金額割合のことで、勝ちやすさを表す数字です。ゲームによってペイアウト率や還元率などとも呼ばれます。
この期待値を正しく理解して勝てるゲームを選び、勝率を上げるために戦略や対策を取ることで、運ではなく数字で勝率を上げています。ゲームの期待値はこちらの関連記事で検証したので、合わせて参考ください。
そしてギャンブルと付き合うコツは、お金を払った以上に楽しむことと言っています。
例えば軍資金100万円でカジノで50万円負けた場合、損失は50万円です。ですが自分が楽しめて「10万円くらい遊んだな」と思えば、40万円は気持ちの上ではマイナスになりません。
このように結果はどうあれ楽しめていればカジノ勝ち組であり、楽しめる金額でプレイすることがトータルで勝つために大切とのことです。
また横澤さんは、ギャンブルが成り立つのは人間に射幸心(しゃこうしん)があるからと、自身のYouTubeチャンネルで考察しています。
最近、射幸心(しゃこうしん)というものについてよく考えます。
人間は、根本にある心理として「幸運を得たい」と常に願っており、 「他人よりも幸運を得た状態」に対してこの上ない喜びを感じます。 古くから儀式や占いが行われてきたのも人間に射幸心があったからです。
“射”て”幸”せとするという言葉の通り、人間は何かを当てることが気持ち良いものです。 そして人間は「思い描いたことが起きたとき」こそ、より大きな幸福を感じるように脳味噌ができています。
この射幸心を助長させることで「ほら、思い通りになったから気持ち良いだろう?」と煽る仕組みがギャンブルです。 ギャンブルとは人が喜ぶ瞬間をお金で売るようなシステムであり、ギャンブルというビジネスが成り立つのは、人間に射幸心があるからなのです。
ヨコサワさんは「期待値」のロジックと「楽しむ」の精神のバランスが良い人だなと思いました。ゲームにはルールがありカジノを運営するのは人間なので、このバランス感覚は世界一の要因だと思います。
神の領域!年間勝率90%を達成【のぶき・新井乃武喜】
のぶきさんはギャンブルだけで稼いだお金で世界82ヶ国を15年間かけて渡り歩き、神の領域と言われる年間勝率9割を達成しました。ギャンブルは休みたくない仕事として今も愛し続けています。
- 1971年、東京生まれ
- 大学時代にラスベガスのカジノで勝って魅了される
- 25歳:貯めた1000万円を元手にラスベガスへ
- 計800冊の専門洋書から独学でギャンブルを学ぶ
- 27歳:人生初のカジノ出禁になる
- ブラックジャックでプレイできるカジノがなくなる
- 30歳:ポーカーのプロへ転身
- 世界中を旅しながらギャンブルで食べていく生活を開始
- 38歳:33日間の連勝記録を作る
- 39歳:年間勝率90%を達成
- 勝率9割の選択(総合法令)、ギャンブルだけで世界6周(幻冬舎)
- 「地球の歩き方 ラスベガス」を監修
- 日本画家・千住博の秘書を勤める
- 世界的講演会「TED」の日本人最多登壇記録を更新
- テレビ出演多数、上場企業や大学などで講演を続けている
様々なインタビューや講演を受けているのぶきさんですが、特に印象に残っている言葉がこちらです。
- 勝負に勝ちたければ、ギャンブルするな
- 勝ちにこだわるな!勝つ準備にこだわれ
- 経験ある直感は思考を上回る
プロギャンブラーの勝ち方は、今目の前で起きているゲームを瞬時に数値でとらえます。勝率、賭け金、プレイヤーの思考回路と視点、軍資金とのバランスなどです。
そして経験から来る直感は、理論付けできるものか?を意識されています。その中で同じことを複数回やっても一番利益が出る最善策を導くそうです。
経験とは準備のことで、例えばのぶきさんはポーカーの専門書を800冊以上読んでいます。これは努力というより、ギャンブルが好きで愛していたから必然の行動だったと語っています。
またリスク管理も徹底しています。運が悪い部分を最小限にし、勝率の低いところを削って最低勝率を底上げしています。
そしてのぶきさん命名の「ハッピー思考」も、世界のヨコサワさんの楽しむことに通じると思いました。過去の負け分など忘れて、小さなハッピーを大きなハッピーにしていくことです。
のぶきさん曰く世界的に見ても日本人は細かすぎるそうで、100円単位で勝ち負けを気にしています。そうではなく決められた時間で何を賭けて、何を得て楽しむか?そんな人生スケールを広げた感覚を大切にされていました。
20歳で日本唯一のVIPプレイヤーに選出【りゅーが】
社長とプロギャンブラーやってる20歳です✨
1億円が消し飛んで泣きそう😭
そのうちYouTube始めます(笑) pic.twitter.com/bGAlgdh4Wj
— りゅーが@20歳プロギャンブラー✨ (@Rtora305) 2017年9月18日
りゅーがさんは20歳の時に日本で唯一のVIPプレイヤー(韓国のパラダイスシティなど)になりました。福島県出身でゲームと旅行を楽しむ、社長兼プロギャンブラーです。
- プラス200万円(韓国のカジノで軍資金300万円)
- 10万円を370万円
- 10万円を90万円(コツコツ勝ちを積み上げた)
- 14,000円を3日間で108万円にビジネスで増やした
カジノには攻略法があると名言しているので、今後YouTubeチャンネルなどでの解説を楽しみにしています。
事業をしながらカジノで生徒を指導したり、デヴィ夫人からチャリティーパーティに招待されたり人脈の広さもあります。これからが楽しみな方です。若干20歳にして、こんな発言から冷静さと経験値の高さを感じます。
カジノって言うのは青天井で底なし沼なんだよね。 勝っている時は「もっと勝ちたい」って欲が出て、負けている時は「取り戻さなきゃ」っていう焦りが出る。 自分の欲望とどう向き合うかが非常に大切。
自分改革しよ。 まずカジノ辞めよ。 カジノは稼げるけどそれだけ。 やりがいとかないから時間無駄にしてる。
まとめ
カジノで生計を立てている、現役プロギャンブラーを紹介しました。
共通していることは冷静に自分と向き合い、勝つためにやるべきことを徹底的にやっていることでした。ギャンブルだから「楽して稼ぎたい」という発想はありません。
同時に「楽しむこと」もみなさん徹底されています。これはオンラインカジノで言う所の、お試しプレイができる無料ボーナスに相当すると思いました。
せっかく世界の本場カジノで遊べるゲームを日本にいながらネットでプレイできるので、ルールややり方も楽しみながら遊んでみましょう!
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